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『浄土』2023年9月号/No.976

¥600 税込

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法然上人鑽仰会発行『浄土』2023年7月号/No.976
『浄土』令和5年9月号
今号のみどころ

【浄土宗の近現代史スタート】

昨年12月号のインタビュー記事(Webの『じょーど』で読んでいただけます)でお知らせした明治維新以降の浄土宗史が始まりました。吉田淳雄師の意欲作です。浄土宗に限らず、近現代史は今につながるテーマですのでなかなか手がつけにくいものです。ですが、誰かが手をつけなければ始まりません。今回は吉田師と服部祐淳デジタル編集部員の強力な二人三脚で進めていきます。みなさまからのご意見、ご要望を遠慮なくいただけると幸いです。

【「微風吸動」こぼれ話】

三人の方に交代で連載いただいている「微風吸動」。エッセイとして身の回りのことを書いてもらっています。今回の工藤量導師は、「幸せのデザイン」と題し、法然上人の念仏の教えをユニバーサルデザインにたとえ、とてもわかりやすく解説してくれました。こうした時代に合わせた念仏の伝え方はとても大切だと思います。工藤師の着眼力、分析力に大きな拍手をおくります。ただ、当初のタイトル「凡夫最適化のデザイン」が気に入っていましたが、初校で著者の赤が入りました。このままでとお願いしましたが、もちろん著者優先。ちょっと、いやとても残念でした。

【貴重な大成寺の史料】

 デジタル編集部の赤坂明翔師と共に釧路の大成寺を訪れました。北海道の釧路にある大成寺ですが、第四、五世が中央の情報に敏感な僧侶で、明治から昭和にかけて色々な雑誌や書籍、新聞を定期購読されていました。そして幸いにも戦火から免れ現存しています。中でも貴重なのは、定期刊行物はもとより、抜き刷り的な小部数印刷の小冊子でした。そうした史料が出てくると、歓声を上げ、目を輝かせていた赤坂師が印象的でした。

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