1/2

『浄土』2023年12月号/No.979

¥600 税込

別途送料がかかります。送料を確認する

【大教院時代の浄土宗】
 現代の浄土宗をテーマした連載の4回目は大教院と浄土宗①。明治政府の大きな宗教政
策の転換に翻弄された仏教界。とても大きな犠牲を強いられたのが増上寺だったようです
。その増上寺に大教院時代の史料が残っているか、問い合わせして調べてみました。多く
の資料の中にいくつかですが、大教院の文字を見つけ出せました。誌面上、次号になりま
すが、その一部をご覧いただく予定です。
【回向について】
 浄土宗では年回法要の主な目的は故人への回向です。現世に生きる私たちができること
は故人を思い起こし念仏を称え、その功徳を回し向けること。念仏は自分自身の往生を阿
弥陀様にお願いする為ながら、そこにもう一つ意味を持たせています。読書会と本誌連載
をお願いしている阿満利麿氏は、念仏は自分のためだけで精一杯、回向は無理ですと述べ
られています。一宗派にこだわらず、こういう見方にも大いに触れたいものです。
【漫画の魅了全開】
連載漫画「浄土宗のお祖師様」は本誌の人気連載の一つです。そして、誌面で読んでも
らうだけでなく、大正大学での授業にも使われています。漫画は日本が世界に誇る文化の
ひとつですが、活字よりも漫画で育った世代にとっては親しみやすいということです。そ
して、今度は浄土宗の大本山光明寺の記主禅師研究会からお声が掛かり、冊子になる予定
です。著者にとっても編集部にとってもこの上なく嬉しいことです。

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥600 税込

最近チェックした商品
    その他の商品